鳥インフルエンザが熊本で発生しましたね。そもそも鳥インフルエンザは何が怖い?って思ってる方もいらっしゃると思います。
そこで、症状や予防や対策についてのお話したいと思います。
鳥インフルエンザって何?
鳥がインフルエンザに感染する事です。鳥インフルエンザには2種類あります。
●低病原性鳥インフルエンザ・・・感染した鳥の致死率が低くて、軽い症状に留まります。
●高病原性鳥インフルエンザ・・・強い病原性で感染した鳥の致死率が高いインフルエンザになります。
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人が感染するインフルエンザとの違いは?
基本的には人に感染するか、鳥に感染するかの違いですが、「〜型」の違いがあります。
症状的にも似ていますが、致死率が高いと言われてるウイルスは、鳥インフルエンザです。
●ヒトインフルエンザ・・・ヒトインフルエンザとは人間に感染する病気で、A型、B型、C型の3種類があります。C型は病原性が低くて、B型はC型よりも症状が重いが、A型よりは症状が軽いです。どれも一部の細胞でのみ増える為、病原性は極めて低いです。
●鳥インフルエンザ・・・鳥インフルエンザはA型で、病原性の低いものは、のどや腸の粘膜などでしか増えませんが、病原性が高いものもあり、それに感染すると全身の細胞でウイルスが増える為、死亡率が高いと言われています。
鳥インフルエンザは何が怖い?
鳥インフルエンザは基本的には鳥から鳥にしか感染しませんが、まれに人に感染する事があります。
感染すると、致死率が高い事と、人に感染してしまって、通常のヒトインフルエンザのウイルスと混ざることや、ヒトの体内で突然変異してしまい、ヒトへの感染力を持った「新型インフルエンザウイルス」が発生することが一番恐れられているわけです。
現在は人から人への感染は確認されていませんが、十分な予防対策をしておく事は大切です。
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鳥インフルエンザの症状は?
初期症状は高熱、全身倦怠、咳、など、一般的なインフルエンザと同じだと考えられていますが、報道されているものでは、発熱、咳、呼吸困難、肺炎などで死亡する可能性があると言われています。
予防方法は?
鳥インフルエンザの予防方法は下の項目になります。
●感染した鳥やその排泄物に近づかないこと。
●鳥のいる場所に近づくときはインフルエンザ用のマスクや手袋をするのが無難みたいですね。
●鶏肉や鶏卵を食べることで感染する可能性はあまりありませんが、気になる方は避けた方がよいでしょう。
●手洗いとうがいはもちろん、マスクをするなど、他のインフルエンザと同じ防衛策を日頃から意識することが大切です。
●「十分な睡眠をとる」、「食事でバランスよく栄養をとる」、「日ごろから適度な運動を行う」ことで、ウイルスに対する抵抗力を高めて、感染しにくい身体づくりをしていくことも重要です。
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感染してしまった時の対策は?
まず病院に行く事です。そこで医師の指示に従う事。
会社や家族には優先的に連絡をすまして置く事も重要です。
インフルエンザと診断されたら、とにかく身体を安静にすることが大事です。
もし新型インフルエンザの初期流行時は入院や隔離をされる場合もありますので、二次被害がでないように、必ず医者の指示に従いましょう。
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治療法はタミフルが有効?
新型インフルエンザに感染しても、基本的にはA型インフルエンザなのでウィルスが体内で増殖しなければ発症を防げるみたいです。発症前にタミフルを服用すると発症しないですむ、あるいは軽い症状ですむ事が出来るといわれています。
ただし、新型インフルエンザは現インフルエンザのワクチンでは、効かないとされていますので注意する必要があります。
人間用の鳥インフルエンザワクチンは現在開発中みたいなので、ワクチンで鳥インフルエンザの予防が出来るには時間がかかると言われてます。
普段から、加湿器をつけたり、マスクや手洗いをする事で防げる事が多いので、意識して実行するようにしましょう。