「就職活動」「成人式」「冠婚葬祭」「大学の入学式」など、ネクタイを結ぶ機会ってたくさんありますよね。
特に新社会人は毎朝ネクタイを結ぶ朝に、生活がシフトチェンジしますから、最低限の知識は持っておく必要があります。
今回は、ネクタイの結び方と選び方を紹介します。
ネクタイの結び方
普通のネクタイの結び方には3つあります。
ネクタイに慣れていない人は、「プレーンノット」がお勧めです。
癖がなくビギナー向けで、ほとんどのネクタイで結べる結び方なので覚えておいて損はないです。
プレーンノット

参考元URL http://www.ippo-ippo.net/
1.襟を立て首にネクタイを掛けて下さい。
2.小剣の上に大剣を被せ、小剣の内側へ大剣を持っていきます。
この状態で鏡を見たら、Rの形になっていますね。
3.大剣を外側の小剣に被せます。現在は画像のstep1の状態です。
4.クビ元の結び目に大剣を潜らせて、step4に至ります。
5.結び目を閉めて終わりです。
ダブルノット

参考元URL http://www.ippo-ippo.net/
1.小剣の上に大剣を被せ、小剣の内側へ大剣を持っていきます。
ここまではプレーンノットと一緒です。
2.もう一周、小剣を巻くように大剣を移動させていきます。
3.クビ元の結び目に大剣を潜らせて、step4に至ります。
4.首下にある大剣を、そのまま下におろします。
5.結び目を閉めて終わりです。
セミウィンザーノット

参考元URL http://www.ippo-ippo.net/
1.大剣を、小剣の下を通して左側に持ってきます。
2.大剣を、首下の輪に、上から通します。
3.大剣を右手側へ移動させ、輪の下から通して首下のあたりへ持ってきます。
4.大剣を輪に通して、下へとおろします。
5.結び目の形を微調整したら、完成です。
もしも、鏡で見て違和感があるのでしたら、ネクタイを結ぶ際のポイントは、「ディンプル」という、ネクタイの結び目にできるシワですから、ティンプルを意識して結び、鏡で垂れ下がるネクタイは、ベルトの位置ぐらいに調整すれば上手くいきますよ。
ネクタイの選び方

参考元URL http://www.stardigio.com/
メラビアンの法則という俗流解釈では、「人は見た目を重要視する」と言われます。
これは、通俗心理学(感情を表現する上で使用される心理学)であり、根拠となっている、実験者の意図とは違う解釈だそうです。
けれど、「見た目が極めて重要」という解釈は、誰でも納得できてしまいますね。
ネクタイはスーツを着る上で、極めて重要な部分ですので、ネクタイの知識を知り、新社会人としての生活に活かしていきましょう!
ネクタイを決める前に知っておきたいコーディネート
ネクタイを選ぶ際には、柄・色・種類が判断基準になります。
しかし、スーツ、シャツ・髪型・ボトムスに至るまで、全体の服装に合わせた、ネクタイ選びは大切です。
ネクタイ単体でみた魅力よりも、その他の服装に合わせる事がそのネクタイの魅力を引き出す事になります。
またTPOという概念を知っておくと、コーディネートのコツを掴めます。
T・・・時間
P・・・場所
O・・・場合
コーディネートは、時間(季節)によって、使い分ける必要がありますし、場所によって、恥ずかしくない格好も変わりますよね。
またその時の状況によって、求められる服装も異なります。
コーディネートを考える際には、TPOを基準に、色んな状況のネクタイ選びをして下さい。
ネクタイを選ぶ際のコツ
参考元URL https://item.rakuten.co.jp/
ネクタイを選ぶ際のコツは、「同系色」か「反対色」で考えて、次に濃淡を考えるとわかりやすいです。
同系色ならば、統一感が生まれますし、飽きてきたら、少し難しい反対色で決めてみましょう。
濃淡において失敗がない組み合わせは、(濃い)スーツ>ネクタイ>シャツ(薄い)です。
もしも、色に拘りがないのであれば、白系のネクタイがお勧めです。
すべてのスーツやシャツと上手く馴染むので、合わせるのも簡単です。
ブランドは、20代に人気のジバンシーがおすすめです。
お値打ちに手に入るブランドのネクタイなので、色々と出費が出る社会人には良いかもしれません。
ネクタイの種類
参考元URL https://www.viviennewestwood-tokyo.com/
ネクタイの種類は豊富にありますが、メジャーなもので「幅タイ」があります。
特徴は、先が剣先のように、尖がっているところです。別名『剣先型』とも呼ばれます。
おそらく、ネクタイといえば、この幅タイを、殆どの人が思い浮かべるかと思います。
幅タイはファーマルからビジネスまで、幅広く使える代表的な種類です。
おそらく、新入社員は殆ど幅タイだと思いますので、選択の余地はないかもです。
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まとめ
いかがでしたか?
ネクタイのコーディネート、結び方を見ていきましたが、ネクタイはファッションの1つですので、正解はありません。
しかし、最低限押さえておきたい、記事で書いたポイントは忘れないようにして下さいね。
今回は、ネクタイの結び方と選び方を紹介しました。