大切な服にシミがついてしまうと、ガッカリしてしまいますよね。外出先ならなおさら……
クリーニング屋さんですら拒否される場合や、預かってくれてもシミ抜きだけで高額になる場合もあります。
自分でシミ抜きをできたら一番いいのですが、インクやキムチや油などの汚れは、素人じゃ難しいと諦めていませんか?
そこで今回は服のシミ取りの方法!インク・キムチ・油などの頑固な汚れの落とし方を紹介します。
家庭にあるような洗剤や道具を使用して、意外と簡単お手軽にシミ取りできるので、ぜひチェックしてください。
服のシミ取りの方法やコツ
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シミは時間が経てば経つほど、取れにくくなることはご存知ですよね?
泥汚れ以外のシミがついてしまったら、すぐに落とすことが重要!
シミ抜きのコツは、シミの種類によって使用する洗剤や方法を変えることです。
しかし判断を間違えれば、余計にシミが広がってしまい落ちにくくなってしまう危険がありますので、正しいシミ抜き方法をマスターましょう。
ではさっそく服のシミ取りの方法やコツを紹介していきます。
シミの種類を知る
シミ取りで重要なのがシミの種類を知ることです。
- 水溶性・・・食べこぼしでできたシミや血液、水性インクなど
- 油性・・・口紅など化粧品、クレヨンやマーガリン、バター、油性インクなど
- 不溶性・・・泥や墨汁など
シミには大きく分けて3タイプの種類があります。
さらにキムチはもちろん、コーヒーやカレーなど水溶性の汚れでも「色素」を含むもの。
服についてしまったシミの性質を知っていると、シミ取りがスムーズに行えますよ。
洗濯表示を確認
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シミ抜きには必ず洗剤を使用します。
普段のお洗濯と同じで、シミ取りを行う前に服の洗濯表示を確認しましょう。
例えばレーヨンやシルクなどデリケートな素材もあります。
洗濯処理OKか?漂白できる素材か?
しっかりシミ取りを行うためにも、洗濯表示は確認は必須です。
- レーヨン素材
レーヨン素材などは基本的に水洗いに適さない服ですね。染色が弱く、色が落ちしてしまう可能性があります。
- シルク
デリケート衣類代表のシルクや、繊維に傷が付きやすい服は、ご家庭でシミ取りせずプロにまかせた方が安心でおすすめです。
仕上げ洗いで中和
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シミ取りで使用した洗剤でアルカリ性が強まった服は、シミ取りが終わったら洗剤を衣類に残さないよう、しっかりすすいで中和しないと大切な服を傷めてしまう可能性があります。
洗濯OKのデリケートな服は手洗い。
その他はいつも通り洗濯機でお洗濯すれば完了です。
シミ抜きをする際、上記の内容3点はしっかりと覚えておきましょう!
服のシミ取りの方法でインクの落とし方2例
服にボールペンなどのインクがついてしまうこと、男女・子ども問わず意外とよくありますよね!
そこで服についたインクのシミ取り方法を紹介します。
今までインクの汚れを諦めてしまっていた方も、ぜひチェックしてくださいね。
除光液を使ったインクの落とし方
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よくある黒ボールペンで付いてしまうシミ。
特に男性はYシャツの胸ポケットにいつの間にか付いてしまっていませんか?
こちらの動画は、除光液(アセトン)を使ったシミ取り方法を紹介しています。
使用するアイテムは3つ。
- 除光液(アセトン)
- 歯ブラシ
- タオル
シミの付いた服の下にタオルを敷き、除光液をつけた歯ブラシでトントン叩いていくだけ!
タオルにシミを叩き移すようにすると、綺麗にシミが取れますよ。
デリケートな素材は歯ブラシではなく、柔らかい筆などを使用すると◎
またシミの周りに食器用洗剤などを塗っておくと、インクが広がってしまうのを防げます。
超簡単!ボールペンのシミ取り
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水性インクはもちろん、絶対に取れないような油性ボールペンやゲルインク、3タイプのボールペンで付いたシミ取り方法です。
こちらは今のご時世ご家庭に必ずあるアルコールを使用しています。
ポイントはスプレータイプのアルコールではなく、ジェルタイプのアルコール!
アルコールジェルをシミに付けて、インクが溶かすことが大切。
薄手のタオルやガーゼを置いて、その上から布を使って叩いていきます。
他に使用するものは固形石鹸のみ!使用するアイテムも少なく、とても簡単にシミを落とせるので、ぜひ試してみてください。
ですが、洗濯内で暴発して大量のインクが付いたシミは、インクが広がって取れなくなってしまうので、家庭でシミ取りせずクリーニングに出しましょう。
服のシミ取りの方法でキムチの落とし方
キムチや韓国料理が好きな方必見!
カレーなどの食べこぼしにも対応できるシミ取り方法なので、覚えておくと重宝しますよ。
それでは服のシミ取りでキムチの落とし方を紹介します。
頑固なキムチのシミ取り方法
参照元URL https://youtu.be/
キムチやカレーなど、色素を含んだシミはとても頑固!
こちらの動画は、ご家庭にある洗剤を使用したり、100均やドラックストアでも手に入る物を使用している方法です。
もちろん洗剤をつけたら歯ブラシで叩くのが基本。
擦らずトントン叩いていくと、だんだんシミが薄くなっていくのがわかります。
一度で落とせない頑固なシミも、数回繰り返すと綺麗にシミが落とせますよ。
服のシミ取りの方法で油汚れの落とし方
作業服の油汚れは、なかなか落ちませんよね……
そこで仕事で作業着を着る方必見!
服の油汚れのシミ取り方法を紹介します。
作業着などの油シミ取り方法
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衣類の油汚れには食器用洗剤が効果的!
どのご家庭にもある台所用中性洗剤を使って、シミの部分だけを手洗いします。
10分程度放置してから、いつも通り洗濯機で洗えば綺麗になりますよ。
他にも作業着であれば、下記のような商品も販売されているので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
参照元URL https://youtu.be/
こちらは「作業服汚れスッキリ洗剤」という商品で、頑固な油汚れがとても綺麗に落ちるんです。
工場や車の整備士の方など、かなり愛用者がいるみたいですよ。
服のシミ取りのおすすめグッズ5選
ご家庭にある洗剤ではシミが落ちないと諦めてはいけません!
今では専用の洗剤もたくさん販売されていて、シミ取りに優れたグッズが揃っていますよ。
それでは最後に服のシミ取りにおすすめグッズを紹介します。
こちらもぜひ参考にしてください。
しみ抜き剤『スポッとる』
楽天ランキング1位を獲得し、販売数10万個突破したシミ取り洗剤。
衣類・布製品のシミ取り剤と言えばスポッとる!と言うほど、注目されています。
なんと時間が経過した古いシミでも大丈夫なんですよ。
頑固なシミが綺麗に落とせちゃうなんて、嬉しい限り!
面倒な薬品の調合や専用の道具などは不要で、ご家庭で洗濯できる繊維製品(衣類)に対応しています。
ザウトマン
食べこぼしのシミを付けてしまって、困っている方におすすめ!
シミ取り洗剤PROのザウトマンは、油ジミもよく取れるようです。
乾いたシミに1滴垂らすだけ!
天然ココナッツ油脂主成分で、手肌や環境にも優しい洗剤なんですよ。
使用方法もとても簡単で、服の生地を傷めにくいのも嬉しいポイントですね。
ザ・ランドレス(しみとり・部分洗い用洗剤)
ザ ランドレスは2004年3月ニューヨークでスタートした、ファブリックケアのスペシャリティブランドです。
ドライクリーニングを使用せず、大切な服を自分で洗いケアすることをテーマに、スタイリッシュで環境にも配慮されたファブリックケアアイテムが人気ですよ。
頑固なシミやうっかりついてしまった汚れには、洗たく前にシミ取りをまず行います。
シミに直接つけて指でなじませるだけで、ワインや紅茶、血液、コーヒー、しょうゆなどの頑固なシミを分解してくれますよ。
ゼブラホワイト(中性洗剤)
ゼブラ ホワイトの「そこにスプレー」は、食べこぼしシミにも血液も泥汚れ、そして襟や袖の皮脂汚れにも効果を発揮します。
頑固なシミにゼブラホワイトを、5~6回繰り返しスプレーすればOK!
1回のスプレーごとに少し時間を置き、シミの状態を確認しながらシミ取りを行うと、生地を傷めず落とせますよ。
衣類のシミ取り110番
緊急時に持っていてよかったと実感した方が多数!簡単便利なシミ取り剤です。
外出時の食べこぼしで付いたシミなど、すぐに洗えない緊急時のシミ取りに便利なアイテムなんですよ。
シミは付いたら即対応するのが一番!
そんな時、化粧ポーチやペンケースなどに常備しやすい、ペンタイプの衣類シミ取り剤が役立ちます。
まとめ
いかがでしたか?
意外とコツさえ掴めば、家庭用の洗剤や重曹、漂白剤を使ってシミを落とすことが可能です。
シミの特徴をよく知り、衣類の洗濯表示を確かめ、焦らずシミ抜きすることがポイントです!
大切な服を長く愛用するためにも、ご紹介した内容をしっかりマスターしておきましょう。
今回は服のシミ取りの方法でインク・キムチ・油などの頑固な汚れの落とし方を紹介しました。