秋冬のヘビロテアイテムであるセーター・ニット。お気に入りをいつまでも綺麗に保ちたいですよね。
毎日のように着用すると当然、臭いや汚れが気になります。
しかしセーターやニット類を自宅で洗濯するのは、かなり勇気が必要です。
ベーシックな衣類のようにサッと洗濯機にポイッというわけにはいきません。
失敗して縮んだり、伸びてヨレたりする話をよく耳にしますよね。
もう失敗しない、セーター・ニットの上手な洗濯方法や干し方をマスターしませんか?
そこで今回はセーター・ニットの洗濯と干し方と、伸びない方法を紹介します。
セーター・ニットの伸びない洗濯の仕方
セーター・ニットを自宅でお手入れするなら、手洗いが基本!
ですが洗濯方法や洗剤などポイントを押さえていれば、洗濯機でもセーター・ニットを洗う方法はあります。
手間を考えると、やはり洗濯機など手軽にお手入れできる方法を知りたいですよね。
ではさっそくセーター・ニットの伸びない洗濯の仕方を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
洗濯機で洗う場合
参照元URL https://www.gim.co.jp/
お家の洗濯機でセーター・ニットを洗う場合、「ドライコース」を選択しましょう。
通常コースでは、洗い時間や脱水時間が長く、生地を傷めてしまいます。
もちろん使用する洗剤は、おしゃれ着洗い用の中性洗剤。
ニットを裏返して綺麗にたたみ、洗濯ネットに入れるのをお忘れなく。裏返すと毛玉ができにくくなるんですよ。
またウール等の素材は、お湯を使用すると縮んでしまう可能性があるため、冬場でもお水を使用してください。
しっかり前処理・準備をしていても、手洗いと違って洗濯機で洗うと、どうしても袖口や襟部分が伸びやすくなるので注意してくださいね。
手洗いする場合
参照元URL https://youtu.be/
上記動画は、セーターやニットを手洗いする方法を細かく丁寧に紹介しています。
使用する水の温度や、洗剤の分量、たたみ方など、気をつけたいポイントをまとめているので、とてもわかりやすく初心者でもすぐにチャレンジできるのではないでしょうか?
セーター・ニット以外のデリケート衣類にも対応できる洗濯方法なので、ぜひ参考にしてください。
注意ポイント1:洗濯表示は必ずチェック!
参照元URL https://haier.co.jp/
自宅でセーター・ニットを洗濯する場合、必ず洗濯表示をチェックしましょう!
お気に入りのセーターやニットに、カシミアや革使用していたり、特別な素材の物(シルク・レーヨン・キュプラ・アセテート)など、これらの混紡製品を自分で洗濯するのは危険です。
扱いが難しく、素人判断で洗濯をしてしまうとせっかくの衣類が台無しになることも。
高額なものや絶対に失敗したくないものは、迷わずクリーニングに出すことをおすすめします。
注意ポイント2:ドライマーク洗剤の種類
参照元URL https://bloghana.xyz/
中性洗剤タイプ
液性が中性なので色落ちなどしにくいですが、セーターやニットの縮みや型崩れなどを守る力は弱め。
溶剤、オイルを入れたタイプ
おしゃれ着洗剤・ドライマーク洗剤、初期時代のコンセプトの古いタイプ。ドライ溶剤を配合など記載されているタイプです。
一般的のおしゃれ着・ドライマーク専用洗剤の使用をおすすめします。
樹脂を入れたタイプ
クリーニング工場でよく使用されている洗剤です。家庭用ではあまり見かけません。
注意ポイント3:セーター・ニットの洗濯におすすめの洗剤3選
DRY-UP(ドライアップ)
ドライマーク専用洗剤のドライアップ。
セルフクリーニングに適した洗剤で、抗菌成分、柔軟仕上げ剤を配合しているので、不快な臭いも残りません。
セーター・ニットなど、ドライマーク衣料を3分つけ込み洗うだけ!
縮みやヨレ、型崩れを防いで、綺麗にお手入れできますよ。
エマール
ニットやセーターを自宅で洗濯する際、よく使用されている中性洗剤がエマールですね。
家庭で洗う場合、ニットやセーターは手洗いで、そっと押し洗いが基本。
もし洗濯機で洗うのなら、「デリケート洗いコース」で短時間で洗うことをおすすめします。
洗うだけで伸びやヨレを戻し、とても優しいアロマの香りも魅力の洗剤です。
アクロン
アクロンもセーター・ニットなど、ドライマーク衣料を洗濯する洗剤として代表的ですよね。
上手な洗濯の仕方は、洗面器に30℃以下の水または湯を注ぎ、5ℓに対しキャップ約1/3を入れて、たたんだニットを1枚浸してゆっくりと40回ぐらい押し洗いします。
袖口は手のひらで優しく握るように、閉じたり開いたりする動作を何度か繰り返し、水をとりかえて押し洗いですすぎます。
全部で3回ほど水をとりかえればOK。
縮んだり型くずれせず、とてもいい状態を保つことができますよ。
途中でニットやセーターを持ち上げたりすると、型くずれの原因になるので気をつけましょう!
セーター・ニットの伸びない干し方6例
セーター・ニットは洗濯方法が大切ですが、干し方も重要です!
せっかく綺麗に洗ったのに、干し方を間違えて伸びたり、型崩れしてしまったなどを防ぎましょう。
続いてはセーター・ニットの伸びない干し方を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
平干し
参照元URL https://www.instagram.com/p/CAbQ2reAP5t/
セーター・ニットは平干しが基本!
専用アイテムを使用すると、簡単便利に活用できますよ。
平干し方法が伸びたり型崩れせず、一番安心して干せる方法だと思います。
バスルームや室内、ベランダなどさまざまな場所で干すことが可能。
使用しない時は、コンパクトに折りたたんで収納できるのでとても便利ですよ。
竿に干す
参照元URL https://delikaji.jp/
セーターやニットを平干しできない場合は、2つ折りの状態で竿にかけ、袖を垂らさないように干しましょう。
袖を垂らしてしまうと、水分の重みでヨレが発生してしまい、セーター・ニットが伸びてしまう原因になります。
ハンガーで干す
参照元URL https://esse-online.jp/
セーターやニットを干す時にスペースがない場合や専用アイテムがない場合は、ハンガーでも綺麗に干せます。
一見少し面白い状態ですが、この「お化け干し」がセーター・ニットの型崩れを防いでくれるんですよ。
ニットやセーターは脇下が乾きにくいため、ハンガーを2本使って袖を持ち上げるように干しましょう。
ピンチハンガーで干す
参照元URL https://www.lettuceclub.net/
セーター・ニットは専用アイテムが無くても、ピンチハンガーを利用すれば簡単に平干しができるんです。
セーター・ニットが伸びないように、ピンチハンガーの上に広げて、袖が垂れないように注意して型を整えるだけ!
下に洗濯ネットを敷いておくと、より綺麗に平干しできますよ。
自作平干しハンガー
参照元URL https://blogloglog.net/
ハンガーやワイヤーネットを組み合わせると、簡単に平干しアイテムを作れちゃいます。
ハンガーはボトムスを吊るせるタイプを使用。
そこに100円ショップでも手に入るワイヤーネットを付けるだけ!
スペースのない場所でも、いくつか組み合わせると2段、3段にもできますよ。
洗濯物カゴを利用
参照元URL https://delikaji.jp/
洗濯物カゴなど大きめのカゴがある場合、直接ニットやセーターなどを置くだけで、平干しができるんです。
平干しする際、セーターやニットの袖は垂らさないで、胸でクロスさせるようにしましょう。
セーター・ニットの洗濯で干す時の便利グッズ5選
では最後にセーター・ニットの洗濯で干す時の便利グッズを紹介します。
ぜひこちらも参考に活用してくださいね。
平干しネット
セキスイのセーター干しネットSW-1は、セーターを干した時のハンガー後が残る心配がありません。
お気に入りのセーターや薄手のニットなど、デリケートな衣類を干す時に重宝しますよ。
72cm角のワイドなサイズ感なので、男性用のセーター・ニットも◎、段重ねして干せるのも大変便利!
さらに折りたたんだり、吊り下げて収納できるのも嬉しいですね。
セーター干しドライネット
お気に入りのセーターやニットは、間違った洗い方・干し方だと型崩れしてすぐに伸びてしまいます。
こちらは衣類の型崩れを防ぐ専用ネット。メッシュ式で通気性も抜群です。
綺麗に型を整えながら入れると、洗濯はもちろん、そのまま干せるとても便利なアイテムですよ。
ワイヤー式置き型平干しネット
セーターやニットなどを干すとき型が崩れないか心配ですが、このネットを使用すれば、簡単に平干しできて型崩れを防いでくれます。
置き式なので室外はもちろん、部屋干しが多い室内でも重宝しますよ。
置き場所を色々選べるのも嬉しいですし、セーターなどを1枚だけ干すスペースを確保できます。
折りたためる2段干しネット
こちらはセーターやニットはもちろん、衣類以外にも帽子など型崩れが心配なアイテムを平干しできます。
直径約50cmなので、男性用のセーターや枕・クッション、ぬいぐるみなどの天日干しにも◎
屋外・室内両方で使用でき、多少の傾きでも洗濯物が落ちない、ラウンドガード付きも嬉しいですね。
収納に便利な平干しネット
お気に入りのセーターやニットの型崩れを防ぐドライネットは、スペースを取らずに効率よく干せます。
もちろん未使用時は、小さくたたんで収納可能。
部屋の扉や壁など、さまざまな所にかけられるので便利です。
干す部分にはベンドが付いているため、セーター・ニットが落ちてしまう心配なく安心ですね。
まとめ
いかがでしたか?
セーター・ニットの洗濯方法や干し方は、ポイントさえおさえていれば意外と簡単にトライできそうですね。
ぜひお手入れ方法をマスターして、お気に入りのセーター・ニットをいつまでも綺麗に保ちましょう。
今回はセーター・ニットの洗濯と干し方と、伸びない方法を紹介しました。