髪型のヘアアレンジで人気の高いパーマ。
雑誌で素敵なパーマを見つけ、美容室で綺麗にしてもらったけど、パーマをしてもらった後のあるあるといえば、「うまくかからない」「直ぐにパーマが落ちてしまった方」ですね。
もう諦めるしかないかと感じている方も多いですが、しっかり原因を理解すれば、多くの方がパーマを綺麗に当てられます。
そこで今回はパーマがかかりにくい原因と解決策を解説!上手にかかるおすすめの方法を紹介します。
【諦めないで】パーマはしっかりかかる!
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ほぼ諦めている方も、この記事を読んでくれているということは、諦めたくないと思っているはず!
結論からお伝えすると、ブリーチや縮毛矯正を同じ場所に繰り返してハイダメージを負っていない髪であれば、パーマはしっかりかかります。
大きい毛先のカールや流行りのゆるウェーブからしっかりウェーブも、直ぐにパーマがとれてしまうこともありません!
うまくパーマをかけられれば、切り落としさえしなければ、3ヶ月〜半年程度はキープできますので、ぜひ参考にしてください。
パーマがかかりやすい髪質は?
人によって髪質はさまざまです。
パーマがかかりにくい髪質と思っていたら、実はかかりやすい髪質もありますので、ぜひ参考にしてください。
くせ毛
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髪がもともと曲がった組成でできているので、曲げて固定するのが比較的容易なためです。
健康毛・バージン毛
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普段からヘアカラーやパーマをほとんど行っていない健康毛やバージン毛は、パーマがかかりにくいと言われていますが、実は綺麗にかかってくれますよ。
健康毛やバージン毛に最適な力(還元力)の薬剤を選定することで、綺麗にパーマがかかってくれます。
パーマがかかりにくい髪質とその原因
パーマがかかりにくい人は、髪質の原因が多いです。
まずは自分は当てはまるのか?原因も含めてしっかり理解することで、その対処法も見えてきますよ。
髪が太い
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髪の毛は3層構造になっています、
太毛の方は、髪の毛の一番外側のキューティクルが厚いので、パーマ薬剤が浸透しにくいことが原因です。
やわらかい猫毛
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髪の毛が細くやわらかい髪質は、髪内部のタンパク質が少なく、パーマを組成するシスチン結合も少ないので、固定する力が働かないことでパーマがかかりにくいとされています。
仮に薬剤のパワーを上げたとしても、髪の毛が痛むだけでかかりはあまり変わらないので、パワーを上げてもらおうと思ったらダメですよ。
直毛
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真っ直ぐなシルエットが魅力的なストレートの直毛。
憧れる髪質ではありますが、ストレートに戻ろうとする力が強いため、パーマがかかりにくいのが原因ですね。
白髪の方
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白髪の場合、撥水性でパーマ液をはじいてしまいます。
パーマ液が浸透しないので、かかりにくいと言われています。
パーマがかかりにくい髪質以外の原因
髪質以外にもパーマがかかりにくい原因はあります。
普段から使っているアイテムが原因の場合もありますので、参考にしてください。
強いシリコン・コーティング剤が入ったシャンプーを使っている方
シリコンで髪の毛がコーティングされることで、シリコン剤が邪魔をしてパーマ液を吸収しづらくなってしまいます。
ヘナ・ヘアマニキュアで染めている
パーマがかかにくい髪質の方が、ヘナやヘアマニキュアで染めている場合は、よりかかりにくくなってしまいます。
一般的に多く使われる1剤と2剤を混ぜたアルカリカラーは、弱酸性の髪を一時的にアルカリ性に傾け、キューティクルを開くことで染料を髪の内部に浸透・発色・定着させて染めますが、ヘナやヘアマニキュアは、染料を髪表面に付着させて染めるため、パーマ液の浸透を阻止し、パーマがかかりにくくなってしまいます。
美容室の力量不足
パーマをかけてくれる美容室の技量も大事な点です。
現状の髪の状態ダメージを見極め、パーマの種類の選定や薬剤選定、ロッドの太さ、巻き納める回転数、構成を設計しますので、薬剤選定やロッド選定を誤るとパーマがかかりにくかったり、痛んでしまう場合もあります。
パーマがゆるいなと感じた場合は、お店を変えるか、美容室でのやり直し依頼をしてみてください。
多くの美容室がやり直しは対応してれますし、場合によっては返金対応もしてくれますよ。
パーマが上手にかかるパーマの種類
パーマがかかりにくい髪質や原因を紹介してきました。
世の中にはたくさんのパーマを当てる技法がありますので、内容によってはパーマがかかりやすい技法もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
続いてはパーマがかかりやすいパーマの種類を紹介したいと思います。
デジタルパーマ
今や定番となったデジタルパーマは、熱の力でウェーブを作るパーマです。
低温の熱でトリートメント成分をしっかり浸透されながら行うので、ダメージを抑えてくれます。
形状記憶にも優れているので、パーマがかかりにくい人におすすめです。
クリープパーマ
髪の3層構造の中央にあるコルテックスを薬剤でやわらかくし、負荷をかけずに変形させるクリープ期を経て仕上げるパーマですよ。
パーマがかかりにくいとされる髪質の人に適しており、髪へのダメージも普通のパーマより少ないのもメリットです。
ゆるふわパーマなどをかけたい方におすすめです。
タンニンパーマ
毛髪内のタンパク質と結合しやすいタンニンという成分を使ったパーマです。
タンニンが髪内部に人工的な架け橋を作ることで、髪密度をアップしてくれるので、ハリやコシのない猫っ毛の人にもおすすめです。
ポイントパーマ
色々試してみたけど、パーマがかかりにくい人は、毛先だけのポイントパーマがおすすめです。
デジタルパーマでしっかりめに毛先にワンカールを施せば、スタイルリングも楽になりますよ。
パーマが上手にかかる方法
パーマを上手にかかるようにするには、パーマを当てる前に、自分でもできる方法があります。
髪質のせいだけにすることなく、できることはやってみてみるのが大切ですよ。
ヘアケアの見直し
パーマがかかりにくい髪質の原因もありますが、日頃からしっかりケアもできていますか?
枝毛や切れ毛があるなど、ダメージがある髪は頭皮からしっかりシャンプーして、髪を育て直しましょう!
パサつく髪には、ヘアトリートメントするなど、髪に潤いを与えて髪を守ってあげることも大切です。
シャンプーを変えてみる
今使っているシャンプーが、ノンシリコン・ノンコーティングか調べてみて、違うのであれば、シャンプーをかえてみるのも有りです。
ただしノンシリコン・ノンコーティングは髪がパサパサになりやすい為、実用的ではありません。
多少のシリコン剤・コーティングが入っているものは、あまり影響されないと言われていますが、せめてパーマをあてる何週間前には、上記商品のようなノンシリコン・ノーコーティングを使ってみましょう!
まとめ
いかがでしたか?
ブリーチや縮毛矯正を同じ場所に繰り返してハイダメージを負っていない髪であれば、パーマはしっかりかかります。
もしパーマがかかりにくいと悩んでいるなら、上記を参考にしてみてください。
今回はパーマがかかりにくい原因と解決策を解説!上手にかかるおすすめの方法を紹介しました。